神谷亭(かみやてい)
神谷亭(かみやてい)

 「神谷亭」は愛生園の精神科医長であった「神谷美恵子」氏の夫、神谷宣郎氏(東京大学植物学者)から寄贈されたものです。キノコ型の建造物で、中央の柱には神谷美恵子さんが詠まれた「彼らは光明を投げかけてくれる」という詩が書かれており、屋根に降った雨水は、この柱の中を通って排水される仕組みになっています。

 神谷亭からは、光明園全域の建物や遠くには小豆島等が一望できます。

 1980年12月